SSブログ

上野動物園のニホンザル [サル]

先日、サル仲間と一緒に上野動物園にいきました。

もちろん目当ては・・・
先月展示開始された下北半島のニホンザルです[黒ハート]


いつも調査で見ていたサルが
農作物の被害対策のために捕獲され、上野動物園に引き取られました。


下北半島のニホンザルは、
世界最北限のサル、ということで「天然記念物」でもあります。
(私はそんなニホンザルを誇りに思っています)


下北半島に生息するサルは一時期は、とても数が少なかったんですが、
保護されてきたということもあり、
頭の良く、適応能力の高いサルはどんどん広がり、そして数も増え、
今でも増え続けています。

被害もあるとのことで、
ついに捕獲へと踏み切ったんです。

捕獲されたサルは殺されましたが、
一部はこうやって上野動物園に引き取られてきたんです☆


44662852_3443945917.jpg


今まで山で悠々と暮らしてきたサル、
捕獲されてしらない地に閉じ込められて、
きっと驚いたことでしょうね。


とても暇で、
なに不自由ない生活が続くんでしょう。


私から見ると、
やっぱり、山にいるときの方が毛並みが良かったように見えてしまいます。

おしりも汚れているように見えてしまいます。


しかし、
元々人に慣れている群れから来たので、
のーんびりとくつろいで過ごしていました。


44662852_2047313634.jpg


殺されるよりは、
生きてここへ来て、
よかったのかもしれない、と思えました。


もう山のものは食べることができないし、
下北の景色をみることはできないけれど、
毎日のんびりと暮らして、
すこしでも幸せを感じることができたらいいなっって

勝手ながら思います。




また、色々な人にも
世界最北限のサルが下北半島にいるのだと
知ってもらえたら、
すごく嬉しいです。

上野のサルを見て、
野生でたくましく生きるサルを想像してもらえたら嬉しいな~。


是非、上野動物園に行った時は下北のサルに注目して下さい☆

冬毛はふこふこして、色も白っぽくて、とーっても可愛いですよ。
下北の極寒の中、たくましく生きていた子たちなんです。

どうぞよろしくお願いします[exclamation×2]


ちなみに、
元々展示されていたニホンザルは、
他の場所で展示されていました。

ジェフロイクモザルとかアビシニアコロブスの近くだったと思います。
そっちのニホンザルとも見比べてみると面白いかもしれません。
nice!(7)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 7

コメント 3

ペリペリドット

今晩は
インフルだったんですか・・・
大変でしたね。
でも治ったからって無理は禁物ですよ!!

野生の猿が動物園で暮らすことは
不幸なのかもしれませんね。
ストレスも心配ですね・・・
でも、食料探しに苦労することのない
今の暮らしも悪くないじゃん!って
猿同士で話し合ってるかもしれませんね
by ペリペリドット (2010-02-19 00:52) 

TAKE

人間と動物たち、同じ「地球」っていうひとつだけの住まいの中で、どうやって共存していくか。
動物たちの不幸は、いつか私たちの不幸へとつながってるような気もします。

お猿さんは頭がいいからね。じたばたしてもはじまらん!って腹をくくってるのかも~。
人間の方が、こういう状況に急におかれたら・・・パニクるかもですねぇ(^_^;)
by TAKE (2010-02-22 14:02) 

どるふぃん

>>ぺリぺリドットさん
心配おかけしました!

はい、不幸なことだと思います。
飼育員さんが頑張っているのは分りますが、
やはり、野生にいるべきなんでしょうね。

でも、平和にのんびりと暮らしていけるので、
そこだけ見れば悪くないですよね、きっと!!



>>TAKEさん
そうですね、動物の問題は、環境の問題で、
人の問題にもつながりますね。

みんなが幸せな環境・・・難しいです。


ヒトより、強いかもしれませんね。

かっこいいです。サルー!!!!


コメントありがとうございました。
by どるふぃん (2010-02-27 02:11) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。